パート1の売れ行きに気を良くして、その1年後に出したのがこのパート2。イラスト満載のQ&A形式で、かなり力を入れて作ったのですが、パート1ほどには売れませんでした。しかしここに来てまた売れ出しています。ひょっとしたらこの秋にも新版として増刷しないといけないかもしれません。そのときにはちょっと手を入れるつもりではいますが。
　さてこの時もまだ業界紙記者をしていたので、昼間は取材に明け暮れ、アパートに戻ってはこの本の原稿とイラストをせっせせっせと毎晩夜中の2時3時まで書いていた記憶があります。今から思えば装丁とかレイアウトと言えるような体裁ではないのですが、ただただコスト削減のための苦肉の策でした。広告も自分でとったし。それでも本作りの基本的な部分が分かったような気がしました。若かったとはいえ(当時26歳)確かにくたびれた!
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　内容については、見開きでひとつの質問項目につき、解答がつくという具体的な解説書なので、どちらかというと実際に取り組んでもらってから読むと効果的だと思うのですが。そしてこの本を出してからほどなくして、私は記者稼業から足を洗ったのでした。その経緯については忍術帖Part10に詳しく書きましたので、興味の有る方はご一読を。