本当の意味の仕上げテクニックの応用編というのは、素材別の仕上げ方ということになるのでしょうが、素材というやつは日進月歩で、本気でフォローするとなると結構大変。ということで、ここではクリーニングの現場での応用ということから、アイテム別の仕上げ方という観点でまとめました。
ちなみにシリーズものという性格から、表紙のデザインをPart1と同じパターンで作ったところ、展示会などで「これは前に買った」とずいぶん言われました。なるほど読者はそういう認識なのかと思い、それ以来、表紙のデザインを考える時の大きなポイントになっています。
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それから、直接本書とは関係のない話ですが、Part2を連載しているぐらいから全ドラへの入稿がemailになりました。今では考えられませんが、それまではパソコンで入力した原稿をわざわざ紙に出力し、それをファックスしていたのです。その当時でさえ身の回りではemailがかなり浸透してきていたのにと、ことあるごとに編集記者には進言していたのですが、ようやくこのあたりから業界紙もようやく変革(?)していたのです。
しかしこのemailのおかげで、以来ところかまわず時間かまわずで原稿の催促がやってくることになるとは、そのときには知る由もなかったのです。
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