クリーン忍術心得帖 Part4 入門!『超』レイアウト改善

トヨタ生産方式の考えに基づいて体系的に書かれたレイアウト改善入門書。事例満載!

part4.jpg 全ドラを退社後はひたすら現場に入っていたので、改善事例だけは豊富にありました。とりわけクリーニングに関してはさまざまな活動やら指導を行ってきたので、資料は山のようにたまっていました。日刊工業新聞社の「工場管理」誌に原稿を書いたり、依頼されて他業界のトヨタ方式のテキストを匿名で書いたりとか、また某社発行の定期機関紙などにも随分と寄稿しました。
 どうしてレイアウトをテーマにして一冊まとめようとしたのかは今となっては記憶が定かではありませんが、おそらく現場を改善する上で、レイアウトの問題に数多く立ち会ったからだと思います。
 トヨタ方式は設備改善・レイアウト改善の前に作業改善を、というのがセオリーですが、レイアウトがまずいと作業改善も何もあったものではないというのが現実です。まず改善ができる環境作りという考えがあってもいいのではないでしょうか。
 またこのあたりで資料としてもまとめておこうでも考えたのでしょう。これも全ドラさんによると最近になってまた売れ出したとのこと。
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 ちなみにこれも今はなきキヤノンEZPSで作成。表紙はモノクロで原稿作成し、台紙にペーパーセメントで貼り付け、トレペを重ねて色指定しました。今のDTPと手書きによる版下指定との中間のような作り方ですね。作図が多く苦労した記憶があります。まだまだデータ入稿などは印刷会社でも大手以外では行われておらず、自分が良くお世話になっている印刷会社でも、まだパソコンは経理を除いて一台も使用されていませんでした。
 当時としてはこの専用レーザープリンタによる印字品質が極めて良く、そのまま版下として使用しました。インターネットはまだ一部の人のものだったし、仕事で使えるようになるには、もう少し時間がかかりました。そろそろカラー原稿が作成できるマックでシステムを組もうかなと思いかけた頃でもありました。